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085008・指さし会話板報告書
080502・飯舘協働事業
080315・福島県UD推進協議会
070919・福島医大病院UD検証

070721・定例会議(1)議事録
070701・総会の報告
070426・受託事業報


 『学校巡回UDスゴロク体験ワークショップ』報告
日 時/平成23年9月30日(金)
ユニバーサルデザイン・結 管野副代表
 今年度初の学校巡回UDスゴロクワークショップ、喜多方市の関柴小学校におじゃましました。
磐梯山の西のふもとに広がる、とても美しい田園地帯にある小学校で、今回は29名の6年生との授業です。
しかも、この日は祖父母参観の時間。おじいさんやおばあさんを前に、ちょっと緊張気味の子どもたちが待っていました。
しかし授業は大変スムーズに始められ、ルールも進み方もすぐ覚えてもらうことができました。
担任の先生からは、「もう少し事前にシュミレーションをしておけば良かったでしょうか」というお話しもありましたが、そんなことはなく、その集中力にはわれわれスタッフも驚いたほどです。
さらに驚いたのは、問題解決をして進むとき、どのグループも全員でしっかり話し合いをするところです。
よくある光景としては、グループのリーダーの意見が通ってしまうことが多いのですが、みんなが納得できる意見を採用するところが見られます。

またグループのメンバーは、サイコロを転がしたりといった自分の役割も、すばやくしっかりこなしていきます。
おそらく、日ごろのクラスでも、そのような意見のまとめ方や行動がなされているのではないかと想像します。
今回も、妊婦さんに変身したのは男の子でした。「腰が痛くなりました」という感想でしたが、まちの中のバリアに関心が出てきたようです。
『みんなのトイレ』は、誰もがゆったりと使えるので「もっと、いろんなところに増えるといいな」という言葉が聞こえました。
授業を見守っていただいた家族の方からは、「子どもたちを通して、私たちが『ユニバーサルデザイン』をおしえてもらいました」という、嬉しいコメントもいただきました。
いま、福島県の子どもたちは、非常に厳しい状況にさらされています。
幸いにも喜多方市では、屋外での活動は制限されていないようですが、それでも校長先生は子どもたちのことを常に気遣っている様子です。

今回の授業も、協働させていただいている県の人権男女共生課では、実施をあきらめかけていました。
昨年から、実施を心待ちにしていた校長先生や担任の先生も、この状況では仕方がない、と納得していたということです。

それでも、たくさんの方々のご尽力で、なんとか実施にこぎつけることができました。
震災後、始めて行なったUDスゴロク体験ワークショップ。どのような時でも、やさしさを忘れない福島の子どもたちであってほしい、と強く願った授業となりました。

 第6回定期総会を開催しました。
  「平成23年度 総会」の報告

ユニバーサルデザイン・結 代表 富 樫 美 穂
  平成23年9月26日(月)18時30分方第6回定時総会を、
福島市大町4-15 福島市市民活動サポートセンター 会議室
において開催されました。


詳しい事は以下に掲載しました。
 
 
「こらんしょまちなか!-歩いてたのしい・みんなで創る元気福島-」社会実験
日 時/平成19年10月20日(土)~11月18日(日)

ユニバーサルデザイン・結 管野副代表

■■ 20070721 定例会議(1)議事録 20070721 定例会議(1)議事070721 定例会議(1)議事録
○これは、昨年度県内4つの地域で行われた社会実験です。
  福島地区での開催にあたり、総合案内所の運営や、アンケート調査、
  まちなか循環バスなどの試乗に協力しました。
○福島県の商業まちづくり課(ふくしまの新しいまちづくりチーム)の
  「持続可能な歩いて暮らせる新しいまちづくり」のHPです。
  社会実験中のまちの様子などをご覧ください。
   http://www.pref.fukushima.jp/machidukuri/new/index.htm
○たくさんの団体の方々にご協力いただきましたアンケート結果です。
  あらためてお礼申し上げます。
  アンケート結果等はこちらから
20070721 定例会議(1)議事録
日 時/平成19年7月21日(土) AM10:00〜11:50
場 所/ウイズもとまち3階会議室
参加者/冨樫・菅野(真)・佐藤・加藤・後藤・吉迫

【審議事項】

1.結設立1周年記念事業の反省

心に沁みるとても良い演奏だったと、好評を頂きました。市政100周年記念式典など、行事の多い日にちで、集客が目標よりも少なかったのが残念。柳沼君のマリンバはもっと多くの方に聞いて欲しかった。各学校に依頼する際の注意事項、教育委員会を通すだけでは、集客は見込めない。
次回よりタイムテーブルを作成し、流れや役割分担などの情報を共有する。


2.結組織と役割について 〜2年目に向けて〜

1年間皆様のご協力により順調に運営出来た事、感謝します。
1年間の活動を基に、より積極的な活動を展開していきたい。今後は運営効率化を図るため、請け負った事業毎にヘッドを決め運営を行う。


3.福島市100周年記念まちづくり事業について

委託元:福島市  
企画内容:『伝えあうことば、つながるこころ』とし、コミュニケーションボードを作成し、新庁舎並びに広く公共機関に 広げることを目的する。
担当総括・佐藤(玲)氏 


4.福島医大UD検証

事業内容:難病連事務局長今井氏より、駐車場から入り口までのアクセスが不便である・・と団体の会員からの訴えが多く検証の依頼があり、また、各団体とも連携し様々な方々と現地を検証し、その報告書を提出。
担当総括・吉迫
検証月日:平成19年9月19日(水)予定


5.公益信託うつくしま基金 助成金募集について説明会参加報告

7月14日(土)18年度の事業報告会に3人が参加した。
結としては19年度事業に「協働のコース」への応募を検討中。相手の自治体を選考しており、飯館村が、候補に上がっている。飯舘村は、全国区レベルで取り組みが有名な村である。まず、結としてお手伝いできることは何か?イメージを明確にすることが大事である。

©夢まなびと講座第5回(7月29日)
 纏めの最終回。ユニバーサルデザインの基本は、「形や物ではなく心」その神髄が行き届いてないのが現実である。こころのユニバーサルデザインを学ぶには、もっとも相応しい荒 正文先生(郡山養護学校校長先生)に講師を依頼。大変お忙しい先生ですので1年かがりで、ようやく実現します。
7月29日(日)10時〜12時。 ウイズもとまち3階にて
多くの方に呼びかけをお願いします。

【その他】
1.お茶会の件
日 時:8月10日(金)PM1:20〜3:00
参加者:福島市盲人協会会員有志並びにユニバーサルデザイン結有志
内 容:飯坂温泉共同浴場UDチェックの報告、ユニバーサルデザインの視点から見た福島市の環境
参加予定者:冨樫・佐藤(玲)・加藤・今井伸枝・渡辺・吉迫

2.定例会議の件:8月より月2回の開催
         第1・第3土曜 PM1:30より ウイズもとまち3階にて

3.わらじまつり参加依頼 4日(土)
  原(あぶくま養護)教頭先生氏より、結1周年記念事業時に参加のお誘いが、ありました。
  参加予定者:富樫・吉迫

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20070701 平成19年度総会の報告
「平成19年度 総会」の報告

ユニバーサルデザイン・結 代表 富 樫 美 穂
(2007/07/13)

 ユニバーサルデザイン・結の設立2年目の総会が開催されました。以下はその模様です。

(写真:代表の挨拶)

(写真:トークショー)

(写真:ミニコンサートの模様)
20070426 ふくしま型UDネットワーク形成事業の報告
「ふくしま型UDネットワーク形成促進事業を終えて」

ユニバーサルデザイン・結 代表 富 樫 美 穂
(2007/04/26
 福島県におけるユニバーサルデザインは推進の時期を終え、まさに今、行動実践の時期に入ってきています。今後は、さらに県民の身近なところで具体的な行動によりUDの精神を伝えることが重要であります。その意味においてもユニバーサルデザインの考えを地域に根付かせるために、このネットワーク形成促進事業は大きな意義があったと思います。

 まず、最初に手がけたパートナー養成講座においては、ユニバーサルデザインの初心者を対象に4回の講座を開催しました。講師には、それぞれの分野においての第一人者方々をお招きしました。特に参加者は、座学に留まらず体験を通して学ぶことで、様々な角度からのユニバーサルデザインについての知識を得ることができたと思います。
(写真:パートナー養成講座の模様)
 次に、地域連携会議においては、県北(福島市)と県南(白河市)の2ヶ所で開催しました。それぞれの地域において実践している取り組みについて発表してもらう事で、参加者は、より理解が深まったと思います。講演いただいたアクセシブル盛岡の石川文紀氏の障害や年齢を意識せず、生活していける町を目指して活動されていると大変パワーに溢れたお話に、人の熱意があれば、何事も可能性が広がっていくことを知り大変感銘を受けました。


 そして、UDチェックとワークショップでは、福島駅から福島交通飯坂線(電車)に乗り、終点の飯坂駅で降り、飯坂在住の目の不自由な方々や足の不自由な方、20代から50代の市民の方々と合流し、飯坂温泉駅から温泉街を歩きました。アクセスのしやすさや楽しみなどを探しながら、途中、好きなお店で昼食を摂る等しながらUDチェックをしました。その後、パルセ飯坂に戻り、検証の結果についてそれぞれ意見を交え話し合いました。
写真:UDチェック/ワークショップの模様)
(飯坂温泉共同浴場UDチェック報告書)
 最後に、ステップアップセミナーですが、全国の中でもUDに先進的に取り組んでいる熊本県から杉光定則氏をお招きしき、実践してきた内容、成果についてお話していただきました。その後、(株)ユーディットの関根千佳氏をコーディネーターに、パネラーの方々と「UDの目指すもの」というテーマでUDトークを行い、ふくしま型UDについて探りました。いわば、この事業の総まとめであるステップアップセミナーは、参加者の皆さんの反響も大きく、今後の広がりに期待を膨らませました。誰もが快適に暮らせる社会を目指すUDへの理解がいっそう広まったと言えます。講演者の「幸せに生きていくためにユニバーサルデザインがある。」という言葉が印象に残っていますが、人と人が心を通わせるところからユニバーサルデザインが始まるのだと改めて感じました。そして、この「ふくしま型UDネットワーク形成促進事業」参加者一人ひとりにとっての力量向上に繋がったと確信いたしております。
(写真:ステップアップセミナ−の模様)
実はこの事業を展開している間の昨年10月第2回国際ユニーバーサルデザイン会議(京都府)、今年に入り2月第4回ユニバーサルデザイン全国大会(熊本県)が開催され参加してまいりました。国際会議にてアダブティブ・エンバイロメンツのフレッチャー所長に再会でき活動に対して力強いエールをいただいたこと、全国大会では、潮谷知事とお話ができ、さらに、実行性のある市民団体、熱く漲るパワーを持つ市民の方々とユニバーサルデザインについて、時間を忘れて語り合うことができました。大会に参加して得てきましたことは、今後の活動の道しるべになっていくと思います。全国にそして世界に広がったネットワークでさらに推進していきたいと思います。

 このふくしま型ネットワーク形成促進事業に参加していただいた皆さんからまた一回り輪が大きくなりました。大きな流れも小さい滴の集まりであり、それぞれができるところから一歩づつ始めることが大切です。

 さぁ、皆さん。一人一人の心の中にある「やさしさ」と「おもいやり」で誰でもが輝いて生ける社会づくりを進めていきましょう。
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ユニバーサルデザイン・結|E-mail:info@ud-yui.com
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